パーキンソン病
- 手足のふるえ
- 動作がのろくなった
- 歩行が緩慢になってきた
- 顔の表情が乏しくなってきた
- 便秘がひどくなった
- 肩の痛み
- よだれ
- 単調で小声
診断に至るまでに時間を要することもある病気です。
日常の動作がだんだん鈍くなってきたのに投げられたボールにはさっと反応して上手にキャッチしたなんてエピソードもあります。
また、薬の副作用でパーキンソン病のような症状をきたすことがあります。
パーキンソン病は、脳の黒質という部分に変性が起こって、そこでつくられる神経伝達物質の一種であるドパミンの量が低下し、黒質からの情報伝達経路がうまく働かなくなっている状態です。治療にあたっては、薬物治療によって症状を軽減し、日常生活に支障をきたさないようにすることが目標になります。薬物の効果がみられないなど、一定の条件を満たした場合には、手術が行われることもあります。