花粉症
花粉によって引き起こされるアレルギー症状のことです。くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎や眼のかゆみ、流涙などのアレルギー性結膜炎が最も多くみられます。まれに喘息やアトピー症状を併発することもあります。最も多いのは、地域差もございますが、春先にみられるスギ花粉症といわれています。
花粉症の予防について
予防策を講じる時期は、気象の問題もあり予測がしづらい面があります。花粉情報を早めにチェックし、1月中旬~2月頃から予防対策を始めておきましょう。
① 花粉情報に注意する
テレビやインターネットで花粉情報などを確認しましょう。
【要注意日】晴天、曇り、最高気温が高い、湿度が低い、やや強い南風が吹きその後北風に変化したとき、前日が雨など
② 早めの内服薬開始
一番手軽な方法は花粉の飛散前から予防的に抗アレルギー薬の内服を開始することです。通常は花粉が飛びはじめる3、4週間前から飲むと効果があるとされていますが、本格的な飛散開始前にのみはじめても効果があるとされています。
③ 飛散の多い時の布団や洗濯物の外干しは避ける(布団乾燥機の利用など)
どうしても干したいときは、花粉飛散量の少ない午前中に行い、取り込む際はしっかりはたいて、布団の表面を掃除機で吸うと効果的です。