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もり脳神経外科クリニック

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日立メディコ ECHELON RX ORIGIN 4

当院では1.5T超電導MRI装置が稼働しています。頭部領域や整形領域といった従来のMRI装置で撮影できる領域はもちろん、腹部領域、骨盤領域、下肢動静脈等、撮影できる範囲が大幅に増えております。さらに画像と一緒に放射線科専門医が作成したレポートをお返しいたします。

  • 遠隔画像診断を利用しています。
  • 放射線科専門医が作成するわかりやすく、正確なレポートを提供します。
  • 検査の翌日12時までにレポートが完成します。

検査状況によっては当日の予約も可能です。

是非、お気軽にご利用いただきますようお願い申し上げます。

MRI検査をご希望の際は事前にご連絡いただきご予約をお願い致します。
検査当日、貴院の診療情報提供書と検査依頼内容をご記入していただいた当クリニックの依頼用紙を患者さまにご持参いただきます。
ご要望がございましたら、当クリニックの依頼用紙を貴院に郵送させていただきます。
※依頼用紙は下記ダウンロードはこちらから取得が可能です。

MRI検査の画像につきましては、検査当日CD-Rに保存して患者さまにお渡しいたします。
結果につきましては、郵送いたします。

頸動脈エコー・MRI(A)・VSRAD検査申込書(診療情報提供書)のダウンロードはこちら

予約票のダウンロードはこちら

MRIチェックシートのダウンロードはこちら

MRI受託検査ご依頼の流れ

当クリニックにご連絡いただき、『MRI検査の受託予約』とお伝えください。
電話番号:03-3788-1777
貴院の名称、検査対象部位、造影検査の有無をお伝えください。
検査ご希望日時をお伝えください。
ご希望ない場合は、直近の予約可能日時をご案内いたします。
患者さまのお名前、生年月日、電話番号をお伝えください。
ご予約完了
※検査当日は、ご予約時間の15分前にご来院ください。
※検査をキャンセルされる場合は、前日までにご連絡お願いいたします。
※交通事故や車イスをご使用など、患者さまに関しての補足事項がありましたらご予約の際にお伝えいただけますと幸いです。

各部位の撮影対象疾患

頭部

頭部の疾患には主に『血管系の疾患』『腫瘍系の疾患』『変性疾患』などがあり、主な症状としては、、、

  • 頭痛
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 手足のしびれ
  • 吐き気がする
  • 意識障害
  • 突然の片麻痺
  • 麻痺がある

などが挙げられます。

主な病名 検査
血管系疾患
一過性脳虚血発作(TIA)
硬膜外血腫
脳梗塞
脳動静脈奇形(AVM)
脳動脈瘤
もやもや病
ラクナ梗塞
MRI
くも膜下出血
脳出血
腫瘍系疾患
下垂体腫瘍
視神経腫瘍
聴神経腫瘍(神経鞘腫)
転移性腫瘍
髄膜腫
頭蓋咽頭腫
神経膠腫
造影MRI
or
PET
変性疾患
アルツハイマー症候群
パーキンソン病
ヤコブ病
MRI
多発性硬化症(MS)
炎症性疾患
髄膜炎
脳炎
脳膿腫
造影MRI
その他の疾患
てんかん PET-CT
精神疾患 MRI
三叉神経痛
低髄液圧症候群
けいれん
麻痺
造影MRI
慢性中耳炎
頭蓋骨折
副鼻腔炎
真珠腫性中耳炎
MRI/CT

急性期を過ぎ症状が安定した場合ではMRIの実施も容易となります。
MRAを行うと造影剤を用いずに血管を描出することが可能です。
MRIでは軟部組織のコントラスト分解能がX線CTよりも優れているため大多数の脳疾患の診断に有用です。
またX線CTのように、頭蓋骨によるアーチファクトが描出されることもありません。
MRIの適応は、病変の部位・広がり・あるいはその経過が非典型的である場合や、CTでは描出が困難と考えられる小病変、あるいは後頭蓋-頭蓋底近傍の病変が疑われる場合となります。

頚部

頚部の疾患で現れる症状としては、、、

  • 喉が痛い
  • 喉が腫れている
  • 喉にしこりがある
  • 物が飲み込みにくい

などが挙げられます。

主な病名 検査
甲状腺疾患
バセドウ病
橋本病
腺腫様甲状腺腫
異所性甲状腺腫
胸腔内甲状腺腫
粘液水腫
甲状腺癌
MRI
or
造影CT
口腔咽喉頭疾患
舌癌
咽頭癌
喉頭癌
MRI
or
造影CT
腫瘍系疾患
内頚動脈起始部狭窄
耳下腺腫瘍
顎下腺腫瘍
舌下腺腫瘍
MRI
or
造影CT

MRI検査では正常甲状腺は均一でT1強調画像とT2強調画像で周囲の筋肉より高信号となり、びまん性疾患や結節性疾患ではT1値とT2値は延長し、プロトン密度は上昇します。
口蓋扁桃や臼後部三角、口腔底、口蓋病変の進展の把握には冠状断像が、舌病変の評価には矢状断での画像が有用となります。

胸部

胸部の疾患は大きく『肺野内の疾患』『縦隔内の疾患』とに分けることが出来ます。主な症状としては、、、

  • 胸部痛
  • 背中が痛い
  • 痰がからむ
  • 咳がよく出る
  • 息苦しい
  • 乳房にしこりがある

などが挙げられます。

主な病名 検査
肺野内疾患
活動性肺結核
陳旧性肺結核
気管支拡張症
肺気腫
気腫性嚢胞
無気肺
肺水腫
肺胞性肺炎
細菌性肺炎
マイコプラズマ肺炎
間質性肺炎
胸水
肺真菌症
気胸
肺繊維症
塵肺症(結節/肺癌の鑑別)
肺塞栓症
肺膿瘍
膿胸
CT
肺野内疾患
肺野型サルコイドーシス
肺門型サルコイドーシス
原発性肺癌
転移性肺癌
CT
or
造影MRI
縦隔内疾患
乖離性胸部大動脈瘤
胸部大動脈瘤
造影MRI
縦隔内気腫
縦隔気腫
気管支嚢胞
造影CT
胸腺腫
悪性リンパ腫
食道癌
造影CT
or
造影MRI
その他の疾患
乳癌 造影MRI

胸部においては大きく『肺野の疾患』と『縦隔内の疾患』に分けることが出来ます。
特に肺野領域はCTが得意とする分野です。MRIでは肺野は呼吸と心拍の動きにより、あまり良好な信号を得ることが出来ません(検査は可能です)。
HRCTを行うことで肺の微細な構造も観察することが出来ます。
胸部大動脈瘤でのMRI検査では造影MRAが基本となります。
Gd造影剤を用いるため腎臓に対する負荷が少なく、腎機能が低下された方でも実施可能という利点があります。

上腹部

上腹部の疾患で現れる主な症状としては、、、

  • 食欲がない
  • よく下痢をする
  • お腹が張る
  • お腹が痛い
  • 全身がだるい
  • 体重が急激に減った
  • 背中が痛い

などが挙げられます。

主な病名 検査
肝臓疾患
肝嚢胞
慢性肝炎
ウィルス性肝炎
肝硬変
肝血管腫
肝膿瘍
脂肪肝
肝細胞癌
造影CT
胆嚢・胆管系疾患
転移性肝腫瘍 造影MRI
胆嚢炎
胆嚢腺筋腫症
胆嚢ポリープ
胆嚢炎
胆嚢癌
胆管癌
造影CT
or
MRI
胆石症
総胆管結石
胆道拡張症
造影MRI
膵臓疾患
膵炎
膵嚢胞
膵石症
膵癌
造影CT
or
MRI
腎臓疾患
腎嚢胞
多発性嚢胞腎
腎結石
尿管結石
水腎症
CT
or
MRI
腎細胞癌 造影CT
その他の疾患
褐色細胞腫
副腎皮質過形成
副腎皮質腺腫
副腎腫瘍
大網癌
腹腔内リンパ節転移
巨大胃粘膜下腫瘍
造影CT
腹部動脈瘤 造影MRI
胃癌 胃カメラ

肝腫瘍においては造影検査を行い、その造影パターンにより診断を行うことが可能です。
MRCPを行うことで造影剤を用いることなく、非侵襲的に胆道系を描出することも可能です。
急性膵炎では治療が緊急を要することからCTが選択される場合もあります。

下腹部 婦人科領域

下腹部・婦人科領域の疾患で現れる症状としては、、、

  • 尿の量が少ない
  • 頻繁に尿が出る
  • 排尿時に痛い
  • 血尿が出る
  • 血便が出る
  • 腰が痛い
  • 胸にしこりがある
  • 胸にひきつれがある
  • 月経過多がある
  • 不正出血がある
  • 下腹部痛がある
  • 生理不順

などが挙げられます。

主な病名 検査
乳房
乳癌 造影MRI
子宮
子宮筋腫
子宮腺筋症
子宮内膜症
双角子宮
MRI
子宮体癌
子宮頸癌
造影MRI
卵巣
内膜症性嚢胞
チョコレート嚢胞
奇形腫
MRI
卵巣癌 造影MRI
前立腺
前立腺肥大
前立腺結石症
前立腺嚢胞
MRI
前立腺癌 造影MRI
その他の疾患
腸ヘルニア CT
大腸癌
直腸癌
造影MRI

下腹部領域は軟部組織が多く、MRIの方がCTよりも優れたコントラストの画像が得られます。
MRIではCTのように腸骨や大腿骨頭によるアーチファクトも描出されず、被ばくもありません。
子宮の解剖学的構造の評価にはT2強調画像が最も重要となります。
正常卵管は通常描出されません。
また前立腺は、前繊維筋組織、移行域、辺縁域、中心域に分かれており、T2強調画像はこれらの描出能に優れます。
最近では前立腺がんの検出にMRI DWI(拡散強調画像)が有用であると報告されています。

脊椎・四肢

脊椎および四肢の疾患で現れる症状は主に、、、

  • 首や腰が痛い
  • 背中が痛い
  • 手足がしびれる
  • 麻痺がある
  • 関節が痛い
  • 熱感がある
  • むくんでいる
  • しこりがある

などが挙げられます。

主な病名 検査
脊椎
椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
変形性脊椎症
辷り症
骨折
圧迫骨折
後縦靭帯骨化症
脊髄軟化症
低脊髄圧症候群
MRI
脊髄空洞症
脊髄腫瘍
転移性骨腫瘍
造影MRI
四肢
腱板断裂(肩)
大体骨頭壊死
ペルテス病
前十字靭帯断裂
半月板損傷(断裂)
骨挫傷(膝)
タナ障害
膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
色素性絨毛性骨膜炎
疲労骨折
MRI
骨折 CT
骨肉腫
転移性骨腫瘍
造影MRI

脊椎・背髄は呼吸性移動がなく体表に近いなどMRIに大変適した領域で、非侵襲的に背髄や骨髄、椎間板、神経根などの評価が可能です。
脊柱管内の組織を信号強度の違いによって識別出来るため、脊柱管内の病変、特に背髄の病変に関しては第一に選択すべき検査となります。
変形性脊椎症や椎間板ヘルニアなど脊柱管内に影響を及ぼす疾患や骨病変にも有用です。
MRIは靭帯や半月板の描出に優れています。
腫瘍性病変の描出ではMRIの方がCTよりも優れます。
骨内外の膿腫の有無、進展範囲の把握にはMRIが必須となります。

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