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脳ドック

脳ドックとは

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脳ドックとは、脳の健康診断です。
当院では日本脳ドック学会のガイドラインをもとに、脳ドックを行っています。
MRI・MRAによる画像評価、やる気スコア、物忘れ簡易検査を行い、脳の状態を評価いたします。

MR検査(MRI、MRA)

1.5テスラ超伝導MRIで、脳断面、脳血管の精細画像が撮れます。
MRIは脳の断層撮影であり、脳実質を評価します。MRAでは、脳の血管撮影を行い、脳動脈瘤や脳動脈狭窄などの有無がわかります。
MR検査は磁気の働きを利用して、造影剤やX線を使わずに調べることができるので、人体に優しい、安全な検査です。

血液検査

糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの有無を調べます。これらは、高血圧症とともに脳卒中の危険因子として重要です。

心電図検査

脳梗塞に関連する不整脈(心房細動など)を発見するのが主な目的です。

頸動脈エコー

頸動脈エコーは、視覚的に動脈硬化の診断ができる簡便な検査で、痛みも被曝もありません。動脈硬化を起こすと、血管壁が肥厚したり、硬くなったりしますが、その様子が画像で簡単にわかります。

脳血管疾患の早期発見

近年、死亡する割合は減少したものの、脳血管疾患(脳卒中)の患者数そのものは減少していません。
医療の進歩により、命を取り留めることができたとしても、後遺症が残り、日常生活に支障をきたすケースが少なくありませんので、とても危険度の高い病気です。
しかし、「脳ドック」で発見できた病状について早期治療を行うことで、重篤な状態は未然に防ぐことが可能です。

脳ドックを受けられない方

次に該当する方の場合、検査ができないことがあります。

  • 心臓ペースメーカーを使用されている方
  • 妊娠4ヶ月以内の方
  • 人工内耳を埋め込まれている方
  • ステントを入れている方で3ヶ月未満の方
  • 金属製の人工心臓弁を使用されている方 など

検査に注意を要する方

  • 人工関節の方*
  • 手術等により金属物を埋め込まれている方*
  • 入れ歯を使用されている方*
  • 歯科矯正やインプラントを受けた方*
  • 重症の不整脈の方
  • 強度の閉所恐怖症の方 など

注意:*の方は、手術された医療機関で、MR検査が可能かどうかの確認が必要です。

脳ドックのプラン

当院がご用意している脳ドックには、下記の2つのプランがございます。
ご希望に応じて、お選びください。

簡易脳ドック

特徴 MRI検査を中心とした脳ドックで、あまり時間のとれない方にお勧めです。
検査項目
  1. 問診
  2. 頭部MRI検査
  3. 頭部MRA検査
  4. 診察(物忘れ簡易評価、やる気スコア 神経学的診察、MRI検査結果のご説明)
所要時間 約1時間
料金 28000円(税別)
※脳ドックは、健康な方を対象とした検査ですので、健康保険が適用されず、自費診察になります。

標準脳ドック

特徴 「日本脳ドック学会」のガイドラインに準じた脳ドックです。
検査項目
  1. 問診
  2. 頭部MRI検査
  3. 頭部MRA検査
  4. 頸部MRA検査
  5. 頸動脈エコー
  6. 血圧検査
  7. 診察(物忘れ簡易評価 やる気スコア神経学的診察、MRI検査結果のご説明)
所要時間 約1.5時間
料金 34000円(税別)
※脳ドックは、健康な方を対象とした検査ですので、健康保険が適用されず、自費診察になります。

物忘れ検査オプション(+5000円、税別)  VSRAD 簡易知能評価テスト
VSRAD+認知症スクリーニング検査(簡単な知能テスト)
VSRADはMRI画像を利用してアルツハイマー型認知症でみられる海馬傍回の体積の萎縮度合を数値で評価します。
またレビー小体型認知症でみられる脳幹背側の萎縮度合も評価することが可能です。

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